けれど、気づけばずっと、当たり前のようにそこにいて、 何事もなかったように毎日を支えてくれていました。
表に出ることはなくても、見えない場所で、確かに働き続けてくれた。
今回の移転は、その長い時間に静かに区切りをつける日でもありました。
いつも、静かな場所で
サーバーは、不思議な存在です。
元気に動いているあいだは、誰にも気づかれない。
何も起きないことが、いちばんの仕事だからです。
だからこそ、その存在を強く意識するのは、 トラブルのときか、別れのときなのかもしれません。
負荷を見た日。ログを追った夜。容量を気にした瞬間。
そういうひとつひとつの場面の向こう側に、
いつもこのサーバーがいました。
派手ではなかった。
でも、頼もしかった。
しゃべらないけれど、
ずっと返事をしてくれていた。
アクセスがあれば応え、
求められれば動き、
誰かの当たり前を、
今日まで支え続けてくれた。
アクセスが、だんだん遠ざかっていく
移転のあと、旧サーバーへのアクセスは少しずつ減っていきます。
急にゼロになるわけではなく、ゆっくりと、静かに。
その感じが、なんとも言えず寂しい。
役目を終えていく姿を見送っているようで、
こちらのほうが名残惜しくなってしまいます。
でも、それはきっと、よい終わり方です。
無理に止まるのではなく、壊れて去るのでもなく、
「もう次へ行っていいよ」と背中を押すように、
静かに役目を渡していく。
卒業
CentOS 6 という、ひとつの時代。
その時間をともに走ってくれたこのサーバーに、
今はただ、ありがとうを伝えたいです。
長いあいだ、本当におつかれさまでした。
たくさん支えてくれて、ありがとう。
そして、次の春へ
新しいサーバーには、これから新しい役目があります。
新しいページ、新しい更新、新しい日常。
けれど、その土台には、今まで積み重ねてきた時間があります。
旧サーバーが支えてくれた日々は、消えることなく、
これからの運用の中にもちゃんと残っていくはずです。
別れは少し寂しい。
でも、その寂しさごと、大切にしておきたいと思います。