メールクライアントソフト「thunderbird」をバージョンアップした際に無効になったアドオンを有効にする裏技
thunderbird(以下tb)はアドオンで色々な機能を拡張できます。非常に便利なのですが、最新版の8(2011年11月10日現在)をアップデートすると使えないアドオンがでてきます。
今まで使っていたアドオンが使えないのは非常に不便ですよね。かといって、セキュリティーホールがある旧バージョンを使い続けるにもリスクが伴います。そんな時に便利なのがこれから紹介する裏技です。
※この方法で設定した結果、如何なる不具合に関して当サービスは免責とさせて頂きます。自己責任の元、慎重に判断して実施する、しないを決定してください。
1.まず拡張機能の「Quick text」をtb8でインストールする方法を紹介します。
同アドオンを正規サイトからダウンロードしてください。現時点での最新版は「quicktext-0.9.11.2-tb.xpi」になります。
2.ダウンロードしましたらZIP方式で解凍します。解凍すると以下のディリクトリー構成になっています。
ファイル「install.rdf」を適当なテキストエディターで開いてください。
3.開いたら「Version」という単語を探します。
この場合ですと、[6.*]が該当します。tb8にインストールしたい場合は、この文字列を[8.*]に書き替えてください。
その後、同じ場所に上書き保存します。
4.先ほどの手順2で解凍したディレクトリー、ファイルを5個指定してZIP方式で圧縮します。圧縮後、拡張子が*.zipフ ァイルができますが、元のファイル名に変更します。「quicktext-0.9.11.2-tb.xpi」これでアドオンの拡張機能を使ってインストールが可能になります。
ちなみに当サービスで「Quick text」のみ検証しましたが特に不具合は発生しませんでした。が、拡張機能の競合によっては予想もしないことが発生することも考えられます。ですので、リスクがあることを考えて自己責任のうえ、各種設定作業を行ってください。あくまで裏技ですので当サービスが推奨するものではありません。